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現代都市政策研究会2016年1月例会案内

現代都市政策研究会2016年1月例会 テーマ 「ユニバーサル就労を考える~中間的就労の1事例となった取り組みから~」 講師  平田智子氏 ( 特定非営利活動法人 ユニバーサル就労ネットワークちば 副理事長 ) 「ユニバーサル就労」とは、「はたらきたいのに、はたらきにくいすべての人」が、働けるような仕組みをつくると同時に、誰にとっても働きやすく、働きがいのあるユニバーサルな職場環境づくりを目指していく取り組みです。  千葉県内に、この具体的な実践に取り組まれてきた社会福祉法人がおられます。 また、この流れを受け、現在は、この取り組みを継続的し、また、全国各地に広がることを目指し、2014年には、「 特定非営利活動法人 ユニバーサル就労ネットワークちば」が設立され、ユニバーサル就労を進める企業や団体を支援する中間支援組織として活動を行っています。  社会福祉法の改正が予定される中、社会福祉法人の社会貢献事業が話題となり、東京都レベルでも東京都社会福祉協議会が事務局となり、中間就労に係わる広域連携事業の勉強会が行われ、参考にさせて頂いたのが、この「ユニバーサル就労」の考え方です。 これからの時代、高齢者や障害者のみではなく健常者も含めての働き方の一例になるのではないでしょうか。是非、ご参加下さい。 ( 文責 室地隆彦 ) 1 . 日時 2016年 ( 平成28年) 1 月31日 ( 日) 午後 2 時~午後4時30分 2.場所  三鷹市駅前コミュニティ・センター4階会議室 ( 2 )

現代都市政策研究会2015年12月例会感想

大橋一範さんに「週間きちじょうじ」、吉祥寺雑学大学の長続きの秘訣を聞く U  .    k  .           12 月 20 日に例会で、「週間きちじょうじ」の編集・発行人であり吉祥寺雑学大学の事務局長でもある大橋一範さんから長年の苦労話とこれからについて伺いました。大橋さんは、 1982 年2月にもおいでになっており 33 年振りとなります。その後が気になる例会でした。 ■「いかに手を抜くか」で続けている週間きちじょうじ 「週刊きちじょうじ」は、 1975 年の創刊。平成 27 年3月に創刊 40 周年記念号を発行し、ここの 12 月で通算 2128 号となりました。  創刊のきっかけは、ロスアンジェルスにいったときにフリーペ―パーがたくさん発行さて、それが地域をつなげるメディアになっていることに驚かされたことだそうです。帰国後、自ら住むまち、吉祥寺で発行し、日本の地域メディア、タウン誌の草分け的な存在となり、全国で名が知られる存在となっています。  創刊当時は市役所を回りながら情報を収集していましたが、今では情報のほうからやってくるようになっている。市役所から広告費などの支援はなかったものの商店街などからの支援があり今日まで続いているそうです。  創刊当時は写植の時代でしたが、コンピュータを入れたことでコスト削減となり編集期間も2週間から今では1日程度で発行できるようになったそうです。バブルが崩壊したことで広告は減りましたが、このようなコストダウンができたことで続いているとされていました。  ネットメディアが普及し、「週刊きちじょうじ」を紙で発行する必要があるのかという素朴な疑問にたいしては、ネットはバブルのようなもの。すぐに消えてしまうが紙なら残る。アーカイブになると話されていました。  確かにネットで見るよりも紙でみるほうが読みやすく、紙の経年変化もあり、時間の経過が積み重なっていることが伝わるように思え、実物を残す意味があるようにも思えました。  気になるのは、長く続けるための秘訣ですが、大橋さんは「いかに手を抜くか」だと話されていました。  言葉をそのまま鵜呑みにはできませんが、あれもこれも欲張らずにしていること、できることを行うことが、どうやら、この意味のようです。  また、「週間きちじょうじ」の体裁を、創刊当時の細長