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現代都市政策研究会2021年12月例会案内

  テーマ 「練馬区における新型コロナウィルス感染症対策~第 5 波の振り返りと第 6 波に向けて~」 講師 大木裕子氏 ( 練馬区健康部健康推進課長 )   保健所は令和 2 年 2 月以降、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う対応に追われている。感染拡大の緩急を繰り返しながら、特に第 5 波は、感染力の強いデルタ株の影響でこれまでにない感染の急拡大となり、保健所業務は短期間で目詰まりを起こした。さらに、自宅療養者の急性憎悪への対応には、往診医や酸素濃縮器の不足、救急要請の入院調整ができなくなるなど、日々緊張状態が続いた。また、入院や宿泊療養施設の調整、自宅療養セットの配布など、都の業務も滞り保健所はいずれも混乱した。 第 5 波における新型コロナウイルス感染症対策を振り返り、そこから見えた課題、第 6 波に向けた対策など保健所の現状をお伝えする。さらに、都と区の役割分担を見直し広域行政がやるべき対策を整理する必要など、日々感じていることについてもお話しする。   1. 日時 2021年 ( 令和3年 )12 月 12 日 ( 日 ) 午後2時分~4時30分   2. 場所 三鷹駅前コミュニティーセンター4階会議室 ( 2 )

現代都市政策研究会2021年11月例会・まち歩き感想

               「国立の街を歩く」に参加して                                             H.         S, 今日は矢野会員の案内で、国立のまち歩きをしました。一番素晴らしかったのは、矢野さんの生き生きした説明でした。歴史、民俗、建築物、そして文学などいろいろなジャンルをミックスして地域をとらえる視点が新鮮でした。私もああいうふうに情熱をもって物事に打ち込みたいと思いました。 また、早川さんが学生を連れてきたのもよかったです。観光を教えているそうで、いろいろな地域を歩いているということ。若者に将来を伝える立派な先生です。 さて、印象に残ったのは、国立の南部です。青柳崖線の付近は、農業がまだ残っていて国立駅の付近とはまったく違います。文化や教育がすごいというのが私の国立のイメージだったのですが、南養寺や農家、また住居も昔の風情を残していて、しかも現役なので驚きました。用水には小魚が泳いでいて、多摩の昔はこうだったのだろうなと思わせました。 また、当日はくにたち郷土文化館で陶芸家の三浦小平二さんの展示がありました。彼は生前国立に住み、陶芸作家として人間国宝になりました。私は初めて作品を見ましたが、現代の作家で青磁を作ったのはすごいと思いました。しかも、アフリカやアフガニスタンの風土を学んで、絵付けに用いるなど、その時の世界を切り取っていたのには、感心感動しました。奥様が車いすで展示会場に見えられていたのにちょっとだけ挨拶できたのも、何か縁があったのだと思いました。 例会解散後、数人で国立駅近くのロージナ茶房に入ってコーヒーを飲みましたが、こういった個店として魅力がある店が消えていくことも矢野さんから教えられました。駅近くの好立地で流行っていたフレンチレストランのル・ヴァン・ド・ヴェールも休業してから何年も経ちます。けれど、市では所有者に話を聞くこともしていないらしい。この店はもともと昭和 2 年に住宅として建てられたのだそうです。そのまま取り壊すならもったいない。国立駅前も他の都市と同じようにチェーン店が増えています。きめ細かな地域への目配りがやっぱりどこでも必要だと思いました。