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現代都市政策研究会2022年11月例会(まち歩き)案内

  まち歩き「今、公園が面白い~池袋周辺の公園を歩く~」 案内人 鈴木勝徳会員 ( 豊島区職員 )   豊島区では、新庁舎への移転を契機に、区の主導による公共空間をフルに活用したまちづくりが展開されている。特に、池袋周辺では、公園を中心としたまちづくりが進められ、新たな公園の設置や既存公園のリニュアルが行われている。 11 月例会では、「今、公園が面白い~池袋周辺の公園を歩く~」をテーマに、新たなアートカルチャーの発信地にもなっている 4 つの公園を、豊島区職員である鈴木勝徳会員の案内で巡ります。 ( 文責 室地隆彦 ) 1 日時: 2022 年 ( 令和 4 年 )11 月 27 日(日) 午後 2 時から 4 時 30 分 ( 雨天決行 ) 2 集合場所:豊島区立郷土資料館 午後 1 時 50 分集合 ( 住所 ) 東京都豊島区西池袋 2 丁目 37 番 4 号としま産業振興プラザ( IKE ・ Biz ) 7 階   3 行程 ※ IKEBAS に乗車するので交通費が 200 円かかります。 3 行程 ※ IKEBAS に乗車するので交通費が 200 円かかります。 ① 豊島区立郷土資料館→②池袋西口公園→ IKEBASU ( 100 円)にて③イケ・サンパーク→ IKEBASU ( 100 円)にて④南池袋公園→⑤中池袋公園      4 見どころ ① 豊島区立郷土資料館  区制 90 周年特別展「豊島区大博覧会」開催 まち歩きの前に豊島区の全体像をジオラマや映像で俯瞰していただきます。 水戸岡鋭治氏デザイン・制作による「イケちゃんランド」、・隈研吾氏が携わったとしまエコミューゼタウン、国立競技場、サンドニ・プレイル駅模型、山本高樹氏制作の旧豊島区役所周辺ジオラマ、池袋駅西口周辺ジオラマ、池袋駅東口周辺ジオラマ。 ②   池袋西口公園 東京芸術劇場に隣接する池袋西口公園が令和元年に新たな劇場公園「 GLOBAL RING 」として生まれ変わりました。   ③ イケ・サンパーク(としまみどりの防災公園)    造幣局東京支局跡地。 UR 都市機構が行う防災公園街区整備事業。 区内最大級のオープ        ンスペース。日常時は憩い、スポーツ、賑わいの創出等に、非常時は避難場所やヘリポート、災害用物資の集積所

現代都市政策研究会2022年9月例感想想

  「ケースで学ぶ議会・議員対応のきほん~こうしておさえる自治体政策実現の勘所」に参加して K.      K,   現代都市政策研究会より『ケースで学ぶ議会・議員対応のきほん~こうしておさえる自治体政策実現の勘所』という書籍が 8 月に出版されました。 9 月例会においてはこの書籍の内容から「首長のタイプ」、「議員のタイプ」、「作る参加と決める参加」、「現場の大事さ」、「議員と飲むことの是非」の 5 つのテーマを取り上げてお話を頂きました。 まず簡単に内容を振り返りたいと思います。まず 1 つ目の「首長のタイプ」では、首長の出身(職員、政治家、市民活動家等)に着目して分類し、その首長のバックグラウンドを理解することに焦点を当てました。続いて 2 つ目の「議員のタイプ」では地方議会の実情、議員や議会の力量や議員の評価の難しさなどを取り上げながらも、議会の役割は意思決定機関であることなどを確認しました。 3 つ目の「作る参加と決める参加」では都市計画マスタープランの策定を実例に挙げながら、市民の直接参加と市民の代表である議員との関係や計画策定過程の裏話なども伺いました。 4 つ目の「現場の大切さ」では理屈をこねるよりまず現場を見て考えることの重要性をごみ収集の事例を挙げて紹介頂くとともに議員と行政、市民(自治会)の力関係に触れながら、職員を首長の補助機関としてではなく行政職員を個人として捉えたときにどのような力関係が働くのかというお話を紹介して頂きました。 5 つ目の「議員と飲むことの是非」では、議会の答弁書を書くことだけが全てではないのではという問題意識で、最後は人と人との関係であり議員の人となりや考え、思いを知る手段の一つとして議員と飲むことも許容されるのではというお話でした。 著者の皆さまの長年の実践や経験に基づく考察であり大変興味深く勉強になる内容でした。中でも特に印象に残った話として、首長に政策案をもっていく際に 1 つの案だけだと政治信条などによりその案に賛成できない場合があるが、あらかじめ複数の選択肢の政策案を用意して政治判断の材料を用意して選べるようにすることが重要であるとの話がありました。適切な判断材料を示すことができるかが行政職員に求められる重要な力だということを知ることができ非常に勉強になりました。また、市民参加については、パブリ