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現代都市政策研究会2015年9月例会案内

まち歩き「幕張今昔物語~幕張新都心の今とその昔をかいまみる~」   幕張といえば、潮干狩り。幼い頃、両親に連れられて電車を降り、遠い海岸線に向かって歩き、あさりやハマグリなど潮干狩りに出かけた思い出があります。 そんなまちのイメージだった幕張は、今や幕張新都心として、幕張メッセをはじめ、業務ビル、教育研究施設やホテル・商業施設、住宅整備など、開発面積522,2ヘクタール ( 計画面積 ) 、就業人口約5万2千人 ( 業務研究地区 ) 、居住人口32,600人 ( 幕張ベイタウン ) のまちに生まれ変わっています。 また、幕張ベイタウンでは、魅力的な都市デザインと快適な居住環境を創り出したことから住宅地としてはじめてグツトデサイン賞 / アーバンデザイン賞を受賞しています。 今回は、千葉市の観光ボランティア「ちばシティガイド」の加来 ( かく ) さんの案内で、鎌倉時代や江戸時代の施設とともに、幕張副都心の一部 ( 業務地区にあるメッセモールや幕張メッセなど ) を巡り、幕張の「今」とその「昔」を感じてみたいと思います。 是非、ご参加下さい。 ( 文責 室地隆彦 )   1 . 日時      2015年 ( 平成27年 ) 9月27日 ( 日 ) ) 午後1時~午後4時頃まで 2 . 集合場所    JR 幕張駅改札口・午後1時集合 ( 雨天決行 ) ※改札口は 1 か所のみです ※当日の緊急連絡先 室地携帯  080-5403-2485 3 . 行程概要 幕張副都心すべてを巡るには時間的にも制約があることから、3時間の範囲で、昆陽神社、子守神社、メッセモール、幕張メッセなどを回る予定でいます。 4 . 参加申し込み 今回は、参加費用はかかりませんが、当日の待ち時間も含め出欠の確認のため、 参加希望者の方は、前日の 9月26日 ( 土 ) まで に下記、室地宛てにメールを頂ければ助かります。   室地隆彦メールアドレス   murochi-t@nifty.com

都市研2015年7月例会感想

誰もが生活困窮者になってもおかしくない時代に                                    T.    M.     都市研7月例会では、 平井恭順 ( ひらいやすゆき ) 氏 ( 川崎市健康福祉局生活保護・自立支援室係長 ) をお呼びし、「生活困窮者自立支援事業の現状と課題~だい JOB センターの取り組みからみえてくるもの~」をテーマに、お話を伺いました。 1 . 例会概要 概要としては、①川崎市の概要 ( 位置、概要、特徴 ) ②相談の状況 ( 体制、相談者、相談経路、相談者の支援類型 ) ③就労支援の状況 ( 段階に合わせた就労支援、しごと応援事業、職場見学・求人開拓、中間的就労の活用、福祉就労の活用、その他 ) ④就労支援の効果 ( 就労状況と効果、効果比較 ) ⑤支援における川崎市の工夫⑥だい JOB センターの取り組み事例紹介が主な内容でした。 2. 市の取り組み 川崎市では、生活困窮者自立支援事業について、紆余曲折はあったものの、生活困窮者自立支援法が平成25年12月に公布された時期と同時にだい JOB センターの立ち上げも行われています。 3 . 生活困窮者自立支援法とは 生活困窮者自立支援法については、①枠は作ったがあとは自治体で考えてくれといった法律で各自治体とも手探り状態であること②生活保護法は受給者に義務を課すところがあるが、生活困窮者自立支援法は本人が「いやだ !! 」と言ったらできない難しさがあるとのこと。 4 . 事業の内容   と課題 生活困窮者自立支援事業には、必須事業 ( 自立相談支援事業、住居確保給付金支給 ) と任意事業 ( 就労準備支援事業、一時生活支援事業、家計相談支援事業、学習支援事業 ) があるが、①例えば就労準備支援事業で3ヶ月就労準備をしても給与が出ないなど、明日の生活をどうするか迫られている生活困窮者のニーズとあっていない。   ②学習支援については、国から10 / 10の補助を受け、これまで生活保護受給者に行っていたが、法施行により、対象者が生活困窮者に広げることができるようになり、国費が1 / 2になってしまった。③就労訓練事業→職場体験 ( いわいる「中間就労」 ) については、民間事業者の自主事業とされ、事業者がボランティア等の職をつくっても、助成がないこと