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8月, 2023の投稿を表示しています

現代都市政策研究会2023年度合宿案内

  都市研 2023 年度の合宿予定 1. 訪問先   妻籠宿 ( 長野県南木曾町 )   2 日程  2023年11月4日 ( 土 ) ~5日 )  1泊2日 3 テーマ  「妻籠宿~町並み保存の今を考える~」 4 講師  藤原義則氏 ( 公益社団法人妻籠を愛する会理事長 ) 妻籠を愛する会   ※ヒヤリング内容「妻籠宿保存活動のこれまでとこれから」 ( 案内 ) 妻籠宿案内人会 5. 宿泊先  「松代屋旅館」 ※ 宿泊人数 上限 8 名までで確保済み 6. 行程 ( 交通手段 電車+バス ) 11 月 4 日 ( 土 ) 妻籠宿 到着後 (14:00 頃から ) ■藤原義則氏のお話 ■妻籠宿案内人会による宿内見学 ■妻籠宿内宿泊 「松代屋旅館」 11 月 5 日 ( 日 ) ■ 馬籠宿へ  ■馬籠宿見学 ボランティアガイドに案内して頂く予定 ( 約 1 時間 )  ■南木曾駅から帰途へ    7 費用概算 ( 目安 ) 交通費往復+宿泊費+その他昼食代等  34,000 円程度 ※宿泊人数 ( 上限 8 名まで ) を早めに確定しなければならないため、別途、会員宛グループメールで 8 月下旬に参加者を募ります。

現代都市政策研究会2023年9月例会案内

  テーマ 『自治体職員の「自治体政策研究」史~松下圭一と多摩の研究会』 講師 小関一史氏 ( 埼玉県東松山市職員 ) 小関氏は、 2023 年 3 月に、『自治体職員の 「自治体政策研究」史~松下圭一と多摩の研究会』 ( 公人の友社 ) を出版された。自治体における自主研究活動は、時間外の活動でもあり、発足のきっかけや研究 ( 活動 ) 内容、自主研究活動を担ったメンバーなどは、データも少なく、そのほとんどが対外的には明らかにされてきていない。 小関氏は、自治体政策研究の黎明期に活動していた松下圭一と多摩の研究会に焦点をあて、自治体職員による政策研究がどのような内容やメンバーで行われ、どのように力量を付けてきたのか、またこれらの活動がどのように自治体学会の設立に繋がっていったかを、インタビュー等をも交えて分析を行っている。 松下先生には都市研の発足当初から何度か登壇頂いたこともあり、また多摩の研究会については、私自身、その存在は知っていたものの匿名性の高い存在でもあり、具体的な活動内容等は存じ上げませんでした。 9 月例会では、松下先生と多摩の研究会の活動を中心にお話をして頂き、その後、その成果を踏まえ、今後、どのように自治体職員の自治体政策研究に繋げていったらよいかを皆さんで意見交換をしたいと思います。 ( 文責 室地隆彦 )   1. 日時  2023 年 ( 令和 5 年 )9 月 24 日 ( 日 ) 午後 2 時から午後 4 時 30 分   2. 場所 三鷹駅前コミュニティーセンター 4階 多目的室

現代都市政策研究会2023年7月例会感想

新しい小説の読み方はどのように生まれたのか T.      M.   矢野勝巳会員は、今年の 5 月に小説から地域を読み解くといった視点から『文学する中央沿線』 ( ぶんしん出版 ) という単行本を出版さました。売れ行きも好調のようで、初版本はなくなり、第 2 版が用意されているとのこと。図書館では本を読むのに予約待ちとのことです。 都市研でも小説からまちの魅力を再発見するといったテーマで、これまで国立市と杉並区 ( 荻窪駅周辺 ) を矢野さんの案内でまち歩きを行いました。また、私自身も矢野さんの視点に興味を持ち、小金井市主催の矢野さんの講演会に参加したことがありましたが、そこには12 0 名近くの聴衆が参加されていて、矢野さんの切り口にとても関心が高いということを知りました。 ところで、私自身も小説は結構読みます。私の小説の読み方は、小説の設定やストーリー、登場人物、ものごとの展開や結末、意外性など小説自身の持っている面白さや醍醐味 ( これが一般的な読み方だと思いますが・・・ ) を味わうこと。そしてもう一つが、ある物事にどんなふうに人は思い、行動するのか、作家の目を通じて映し出された登場人物の心の動きを日々の実際の人とのやり取りに参考にしているということです。後者は、私が 40 代後半になってから加わった読み方です。しかし、小説が地域をどのように描いているかといった視点は、私にはこれまでありませんでした。 そこで、 7 月の例会では、どのような過程でそのような視点が生まれたのか、発刊のきっかけやどのように調べているのかとても興味がわきました。 矢野さんからは、きっかけの前提として、『没後 50 年 太宰治展~心の王者~』 (1998 年 ) をはじめ、『三鷹市市政施行 60 周年記念展 三鷹ゆかりの文学者たち』 (2010 年 ) など三鷹市の中で一般職でありながら大規模な展覧会を企画・開催するといった特殊な仕事を長く担ってきたこと。葛飾区図書館友の会から始まった講演会 (2019 年、以降 2023 年 5 月までに 20 回 ) 。「くにたちブッククラブ」に入ったこと (2019 年 ) 。橋口敏男氏 ( 元新宿歴史博物館館長=事務職 ) の著書を読んで、事務職でなければ書けない、専門家では書けないことが書いてあり、自分でも書けるの