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現代都市政策研究会2021年2月例会案内

  テーマ 「 社会福祉士試験体験記 ~苦難、苦闘を乗り越え勝ち得た栄冠~」 講師  白石孝一本会会員 そもそも社会福祉士とは何をする人なのか? 介護支援専門員や介護福祉士と、どこか異なるのか。福祉関係者を除けば、この問いに答えることが出来る人は少ないのではなかろうか。 私は、 2020年 2月に実施された、その社会福祉士試験(第32回)に挑み、合格の栄冠を勝ち得ることが出来ました(合格率:29%)。合格した時の私の年齢は66歳。合格者を年齢別に分けると60歳以上の合格者は2%台(最も多いのは20歳代の48%)。私はこの2%の中に含まれている。世間の人たちは、60歳代半ばに達した人が国家資格試験に挑むことをどのように受け止めるだろうか。「チャレンジ精神旺盛な人」といった好意的な見方もあれば、「世の中には変わった人もいるものだ」などと冷ややかに受け止める見方もあり様々だと思われる。 2月例会においては、 先ず、社会福祉士制度について説明したのち、社会福祉士受験を志した背景、受験までの道のり、苦悩・苦難、受験を終えての感想等について述べるとともに、学習過程において生じた社会保障制度に対する懸念、例えば「我が国の社会保障制度は厳しい財政事情に耐えられるか」などといった社会保障の現状と課題等についても述べ、意見交換を行ってみたい(白石孝一)。 ■日時  2021年2月28日(日) 午後2時30分~午後4時30分 ■場所  三鷹市駅前コミュニティセンター4階会議室 (2)  

現代都市政策研究会2021年1月例会概要&感想

       『地方自治職員研修』は仕事を見つめ直す良い機会を与えくくれた   T.       M. 犬飼さんからは、0 .< はじめに > 私と月刊『地方自治職員研修』1 . 『地方自治職員研修』の創刊から休刊まで2 . 『地方自治職員研修』は何を伝えようとしてきたのか ? 3 . 2020年3月号での休刊とこれから4 . 図書出版を通じて何を伝えていくかの5つに分けてお話がありました。   0 .< はじめに > 私と月刊『地方自治職員研修』  犬飼さんが公職研に入社したのは2006年。『地方自治職員研修』については、福島大学に在籍中、編集長だった中嶌いずみさんが大学に講演に来ていたり、福島大学の今井 照教授との出会いから入社前から少しは知っていたとのこと。   1 . 『地方自治職員研修』の創刊から休刊まで  ( 53年間 ) ・創刊は、1967年8月号 ( 全国自治研修協会 ) ・1971年10月号から、社名を公務職員研修協会に変えて発行 ( 1988年、公職研に商号変更 ) ・2020年3月をもって休刊 (1)はじめは、雑誌ごと買い取った形ではじめられたとのこと。当初試験対策がメインだった。 (2)いちばん長く連載連れているのが1973年からスタートした童門冬二氏の『官史意外史』。次に長いのが自主研究グループ紹介の連載。 (3)1976年には、特集号にからめて、その内容を国の職員が執筆していることについて、国会で問題とされ、しばらく出入り禁止にされたというエピソードもあったとのことだ。 (4)1980年頃からローカルな政策も積極的に取り上げていくようになる。 (5)1982年臨時増刊『岐路に立つ自治体職員』が一つの大きな転機になった。 (6)1983年4月号特集『頑張れ自治体職員』 (7)1989年1月号から自主研究グループの活動を紹介するようになる。 (8)1991年に「草の根のネットワークを目指して」で現代都市政策研究会が紹介されている ( 当時の代表 石崎さん、事務局長 畑田さん ) ※ 1986年、自治体学会設立   2 . 『地方自治職員研修』は何を伝えようとしてきたのか ? ・創刊時のねらいとは ・自治体職員の問題解決能力の向上を目指して