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現代都市政策研究会2024年4が例会・まち歩き案内

  まち歩き「西荻窪駅周辺のまち歩き~西荻ちず部の活動とユニークな地図を使ってのまち歩き」 講師・案内 藤田 萌氏(荻窪ちず部・特定非営利活動法人 西荻ぷれま委員会)ほか 特定非営利活動法人西荻ぷれま委員会の事業活動の一つとして、西荻ちず部の活動があります。西荻ちず部では、例えば、西荻で色のあるところを集めた地図、動物のつくところを集めた地図、階段のあるところの地図などユニークなテーマごとの地図を作成し、この地図をツールに地域とのコミュニケーションを図り、地域との交流・振興にも役立っています。まさに草の根の活動です。 都市研 4 月例会・まち歩きでは「楽しいから地図をつくっています」という西荻ちず部を始めた理由やテーマを決めて活動する理由、今後の活動ついてなどのお話を伺ったうえで、ユニークな地図で西荻駅周辺のまち歩きを行うとともに、西荻ちず部の皆さんと意見交換をしたいと思います。 ( 文責 室地隆彦 ) 1 日時 2024年 ( 令和 6 年 ) 4月 28 日(日) 1 4 : 00 ~16: 30   ( 雨天決行 )   2 集合時間・場所 (1)  時間  14:00 (2)   場所 特定非営利活動法人 西荻ぷれま委員会 事務所 ( 杉並区西荻北 2-2-11  ※ JR 西荻窪駅北口を出て、徒歩 3 分 3  行程 (1) 西荻ちず部の活動について (1 時間程度 ) (2) まち歩き (1 時間程度 ) (3) 意見交換 (20 分程度 )

現代都市政策研究会2024年2月例会感想

           市民の納得とはどういうことかを実例で紹介                                                                                                        H.        S. いつも都市研例会参加者は10人前後ですが、3月3日の大石田さんの講演には20数人もの参加者がありました。経済学部での教え子のほか法学部 OB も参加して大石田さんの人徳 によるものだと感心しました。  テーマは「自治体と職員~市民の納得と対立と和解・融和、協働~」でした。サブタイトルにあるように、市民の納得とはどういうことかを実例をたくさん紹介してくれました。若手にもただ相手の言っていることを聞くのが市民の納得とはちがうことが実感できたと思います。  すごいと思ったのが⑩行政学者とその配偶者の事例です。これもベースは市民の納得はどう得られるかをいつも考えているからこそできた対応だと思いました。 市長の知り合いの専門家(学者)がクレームをつけてくる。部下は理屈で突破され専門家が大石田さんのところまで来た。その苦情を受けるなかで、「(そのクレームに)対応することはできます。私の責任でやりますよ。けれども、それであなたはよいのですか。そんなルールを曲げる自治体で」と逆に問い返して、専門家を納得させました。個別の事例で条例や規則を深堀していけばどこかに決めていないことや矛盾がでてくる。それを運用で適切に判断していくのが自治体職員。そしてそこにこそ自治体の仕事のだいご味があるというのが本当に伝わりました。 私だったら市長の知り合いというだけでどうするか迷ってしまいます。一貫して市民のためを考えている大石田さんだからこそ会話のなかでの問い返しができたのだと思いました。 制度の不備があって運用に限界があれば国に声をあげて改正を求める。そのことも自治体だから正しいという理屈を通すのではなくて、現場の実態を伝え国にも制度の矛盾を理解してもらうという「実」のある考え方です。これも職員の生き方です。特に若手の方に沁みたのではないでしょうか。 質疑のなかで、大曲さんが「大原光憲教授が「多摩自治体に日本の未来をかける」と言っていたが、大石田さんの生き方を聞いてそれをやってい