現代都市政策研究会2023年9月例会案内
テーマ 『自治体職員の「自治体政策研究」史~松下圭一と多摩の研究会』
講師 小関一史氏(埼玉県東松山市職員)
小関氏は、2023年3月に、『自治体職員の 「自治体政策研究」史~松下圭一と多摩の研究会』(公人の友社)を出版された。自治体における自主研究活動は、時間外の活動でもあり、発足のきっかけや研究(活動)内容、自主研究活動を担ったメンバーなどは、データも少なく、そのほとんどが対外的には明らかにされてきていない。
小関氏は、自治体政策研究の黎明期に活動していた松下圭一と多摩の研究会に焦点をあて、自治体職員による政策研究がどのような内容やメンバーで行われ、どのように力量を付けてきたのか、またこれらの活動がどのように自治体学会の設立に繋がっていったかを、インタビュー等をも交えて分析を行っている。
松下先生には都市研の発足当初から何度か登壇頂いたこともあり、また多摩の研究会については、私自身、その存在は知っていたものの匿名性の高い存在でもあり、具体的な活動内容等は存じ上げませんでした。9月例会では、松下先生と多摩の研究会の活動を中心にお話をして頂き、その後、その成果を踏まえ、今後、どのように自治体職員の自治体政策研究に繋げていったらよいかを皆さんで意見交換をしたいと思います。(文責 室地隆彦)
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