投稿

現代都市政策研究会2019年度総会&5月例会案内

現代都市政策研究会2019年(令和元年)度総会ならびに5月例会開催のご案内 現代都市政策研究会総会ならびに例会を下記の通り開催いたしますのでご出席下さい。     ■日時  2019年(令和元年)5月26日(日) 午後1時30分~4時30分 ■場所  三鷹市市民協働センター 1 階ミーテイングルーム     ※会場がいつもの三鷹駅前コミセンと異なりますのでご留意ください。 ※地図は裏面参照 ( 1 ) 2019年 (令和元年)度総会    午後1時30分~午後2時   ( 議題 ) ①2018年(平成30年)度活動報告、2018年(平成30年)度決算報告②2019年(令和元年)度活動計画案、2019年 ( 令和元年 ) 度予算案③2019年(令和元年)度役員選出等 ( 2 ) 5月例会    午後2時~午後4時30分 テーマ 「自治体職員かくいきる~自治体活性化研究会の活動を振り返って~」 講師 大石田久宗会員 ( 医療法人財団慈生会野村病院財団本部特任課長 )   今回、総会後の5月例会で「自治体職員かくいきる」をテーマに大石田会員に話をして頂くことにしました。 私も大石田さんとは、都市研創設以来の長いお付き合いをさせて頂いています。大石田さんは、物事に対して単に声高に批判するのではなく、一歩引いた姿勢の中から本質を捉え、その目線の先には、常にどうしたら市民のためになるのかを考えながら答えを出す。そんな仕事の姿勢には、私もいつも関心させられてきました。 40数年間の長きにわたり、自治体職員に身を置き、今年の4月からは民間で務められています。自治体職員としての総決算とも言えるのか、近々、自治体活性化研究会でまとめた本もでるようです。当日、どんな話が飛び出すのか楽しみです。 ( 文責 室地隆彦 )

現代都市政策研究会2019年4月例会感想

4 月例会「春の小網代の森を歩く」に参加して A.     K. 僕の仕事のひとつに、中学・高校受験の国語の指導があり、教えている生徒の模試や入試の説明文で良く出るテーマのひとつに「里山」がある。「里山」をテーマとした説明文の多くは、かつては薪を入手したり、炭を焼くために人々は日常的に山に入り、山の手入れをしていた。しかし、その後生活は変わり、薪や炭が必要ではなくなり人々は山を放置した結果、山は荒れ果ててしまった。このように里山の自然は人々が山を手入れしていて初めて成り立っていたものであり、今日人々が自然との共生を考えるのならば、里山の復活は重要であると同時に難しい問題でもある、といったものである。 今回案内をしていただいた「小網代野外調整活動会議」のスタッフの佐藤さんは、繰り返し「人の手を入れなければこのような自然を保つことができない」と言われていた。確かに途中の「えのきテラス」にあった、この地域が買い取られた当時の写真は、一面大人の背よりもはるかに高い笹に埋め尽くされていた。そのような地を「開発」することで初めて現在のような多様性のある自然になっているという。しかしその「開発」は、新しく植物を植えるというものではなく、笹を刈ったり、川の支流を作って水を廻したり、川に小さな堰を作り、周辺の土地を湿らせるという植物生育のための基礎的な条件を整えるものであった。 もちろん笹の拡大も自然の営みであり、そこに人間の手を加えるのは、問題があるのではないか、という意見があるかもしれない。確かに自然を絶対視する場合、こういった議論も成り立つと思う。しかし人間が存在する限り、自然に対して何らかの影響を与えてしまうものであると考えたならば、私たちは自然とのよりよい「共生」を目指していくしかないのではないだろうか。そして今日型の「共生」のあり方として「小網代の森」への人びとの関わり方があるのではないだろうか、そんなことを考えさせられた今回の企画だった。多分緑地の保全についての関心がある人以外は、僕が現在住んでいる名古屋で「小網代の森」について知っている人はあまりいないと思う。三浦半島の三崎というとどうしても「まぐろ」のイメージが先立つが、「森」もあることを少しでも伝えていきたいと思う。 最後になりましたが、久しぶりの例会の参加でしたが、みなさんとお会いできて良か...

現代都市政策研究会2019年4月例会案内

現代都市政策研究会 201 9年4月例会 春の「 小網代 ( こあじろ ) の森」を歩く 4月の定例会は、神奈川県三浦市にある「小網代の森」を歩き、自然保護の在り方や 生物多様性について学びます。小網代の森は、三浦市の相模湾に面した約 70 ヘクタールの緑地です。ここは、森の中央を流れる川の源流から河口部、干潟、海までが遮られることなくつながっており、このような場所は関東地方では唯一であるといわれています。このように貴重な森にも、かつてはレジャー施設の開発計画がありました。現在は行政、 NPO 、企業などの協力により保全が図られています。 そこで今回は、森の自然再生活動を行っている NPO 法人 小網代野外活動調整会議のスタッフの佐藤京子さんにガイドをお願いして、小網代の森が保全された歴史や自然再生の活動などをお聞きしながら散策します。春の新緑が芽吹く季節です。さわやかな陽光と森と海に触れてフレッシュしましょう。 (ご注意) 登山道のような場所はありません。しかし、散策路の一部は面が露出して滑りやすいところもあります。帽子、歩きやすい靴、飲み物・雨具持参でお願いします。 参加希望者は、4月25日(木)までに山田宛メールをお願いします。 荒天時の中止の判断は、当日7時の天気予報により決定しますので、山田から参加者にご連絡します。 (文責・企画  神奈川県 自然環境保全課 山田修)  1 日時 4月28日(日)午後2時 集合 2 集合場所 京浜急行 三崎口駅 改札のセブンイレブンの周辺。 3 行程   三崎口駅2時~京急バス~引橋バス停下車~小網代の森内をガイドツアー~宮の前峠で解散(4時頃を予定)

現代都市政策研究会2019年2月例会感想

イメージ
川崎街歩きに参加して  O.      Y. 東海道53次のうち、江戸を出て最初の宿場が川崎 でした。江戸から近いのですが、宿泊客によって多く 東海道53次のうち、江戸を出て最初の宿場が川崎の旅籠が賑わっていたということです。この施設は東海道だけではなく川崎の近世の歴史が丸ごとわかる資料館であって、見ごたえがありました。館内ガイドさんの微に入り細に入りのうんちくが楽しかったです。 多摩川の六郷の渡船に思いをはせた後は、駅西口の再開発の建物群です。開発の手法や経緯は室地さんから既にご案内をいただきましたので、以降は、私の感想などを中心に クラシック音楽の演奏で有名なミューザの建物と JR 線に挟まれ た一角では、今まさに地盤工事の真っ最中。ホテルやオフィスビルができるとのこと。この場所の工事が終わると、大きく変貌を遂げた川崎駅前の再開発は一段落であるとのこと。 そして JR をくぐり、東口の日進町へ。ここにあった簡易宿泊所で数年前に起きた火災では多くの死者が出たことをご記憶の方も多いと思います。 日進町には今なおいくつかの簡易宿泊所がありました。もち ある宿泊所からは、ツッカケの履物で玄関から出てくる男性がいたり、また別の建物の 2 階からは洗濯物が干されているあたり、宿泊の場というより生活の場であるということが見て取れます。もち ろん、立地しているのは当たり前なのですが、自分の目で初めて見たということです。 ここの一画ににあって異彩を放つ外観の「日進月歩」は、こうした簡易宿泊所を活用、再生したリノベーション事業により生まれ変わった宿泊所です。1階の談話室は有料で貸し出しも行っており、地域の子育て世代が会合に使っていて、にぎやかな笑い声に包まれることも多いそうです。 しゃれたイラストが壁面を飾っていたり、なによりも清潔に保たれている室内は、女性の一人客にも好まれているということで、これには少しばかり驚きでした。私のイメージでは、中高年の男性専用の場所と思っていたので。 川崎の古いものが新しい魅力を伴ってよみがえり、今まで来なかった人がやってきたということです。 川崎の新旧をご案内いただいた市役所の藤原さん、そして今回の素晴らしい企画を立ててくださった岡田さん、大変ありがとうございました。

現代都市政策研究会2019年2月例会案内

まち歩き「川崎駅 周辺のまちづくりの昔と今 」 川崎市は、江戸時代に東海道53次のひとつとして栄えた川崎宿を中心に川崎町が形さ れ、さらに、明治時代以降、農業用水である二ヶ領用水沿いの町村を合併し市域を形成る ともに、工場誘致を行い京浜工業地帯を形成し発展をとげました。 川崎宿は、現在の川崎の街の原点となる重要な歴史的資源ですが、戦災により、多くの資料を焼失し、江戸時代の宿場の面影は、そのほとんどが失われてしまいました。旧東海道を歩くとともに、川崎宿の歴史を伝える「東海道かわさき宿交流館」を訪ねます。さらに、川崎駅西口には、明治製糖や東芝といった工場が立地していましたが、 1990 年代以降、再開発が進められ、業務ビルや大規模商業施設が立地し、新しい市街地再開発の街並みが形成されています。さらに、川崎駅東口地区は、かつての映画街が新たな民間再開発により「チネチッタ」というまちに変貌しています。まちづくり局の担当者から、これまでの都市再開発の取組みと今後に向けたビジョンをお聞きしながらまちを歩きます。 ( 文責 岡田 実 )   1 . 日 時 2019年2月24日(日)午後2時~5時 懇親会は5時から ※雨天決行 2 . 集 合 JR川崎駅中央通路時計台(中央南改札・中央北改札外) 午後2時 3 . コース   川崎駅東口~東海道かわさき宿交流館(東海道川崎宿の歴史を学ぶ)~旧東海道~六郷の 渡し跡~テクノピア地区~川崎駅西口再開発地区(ラゾーナ川崎、ミューザ川崎)~川崎 駅東口再開発地区~チネチッタ川崎 4 . 懇親会  午後5時からチネチッタ周辺で懇親会を開催します。 5 . 案 内   藤原徹さん(川崎市まちづくり局計画部長) 6 . 申込み  予約等の都合上、まち歩き&懇親会に参加される方は、2月 17 日(日)までに申し 込んでください。 申し込み先  岡田実(川崎市幸区役所職員) メール alter.minoru@nifty.com   ℡ 080-1241-9580 )

現代都市政策研究会2019年1月例会感想

「地域包括ケアシステムをどう構築するか」を聞いて H.     S. 多死社会。若者や働き手の不足。 漠然とした不安がありながら、制度の不備を訴えるだけでは住民生活を本音で守れない。 石川さんは、地域包括ケアシステムの構築という全国共通の課題から、秦野市の課題を自ら抽出した。自治体職員ならではだと思う。 「地域共生社会の実現には、総合相談➡居住支援➡就労支援とそれぞれステップを踏んで行かなければならない。議論だけしても始まらない。いまや秦野市では特別養護老人ホームを作っても職員がいない。介護人材が不足しているのだ。これからは、空き家などを利用して、サ高住に近いものをつくらなければならない。サ高住は値段が高いところが多くて、そのまま秦野市の高齢者には利用できない。そして、地域で元気、健康を維持するための就労が大事になる。シルバー人材センターなど今の態勢では十分でない」。こうした言葉の一つひとつが、悩み、実践してきたことから出ている。 例えば、国が示した介護予防生活支援総合事業のうちの介護予防ケアマネジメント分野では、訪問型サービスB(住民主体)とサービスD(移動支援)を併せ、移動する先での住民主体サービスという実践的な組み合わせで成果を挙げている。こうした個別の解がなければ、その地域は生き残れない。国の図式では、これこれというのでは、いろいろな部分が進まなくなっている。BプラスDには全国から視察や照会が来るそうだ。 やってみると、社会福祉法人やNPOに委託した移動サービスのうちにも、車に乗っているときにお喋りするという効果があることが分かった。そこでの情報提供がまた利用者に具体的に役立つし安心感を与える。 石川さんは、こんな例を増やして、認定率を最終的に現状の 13.5 %から 10 %以下にしたいという目標を持っている。これらの改革や連携によって、総合事業全体で平成 30 年度から平成37年度の累計で(何もやらない時に比べて)10億円以上の削減効果を得たいとしている。 これはとても野心的だし、同時に具体的だ。野心的というのは、総合事業には今のままでは、権利と言ってずっと使い続ける人がいる。これでは、専門職やプロのマンパワーが困っている当事者に提供できなくなる。そうした危機に石川さんなりの答え、地域で互い支えあう具体的な答えを出していることだ。住...

現代都市政策研究会2019年1月例会案内

テーマ「 地域包括ケアシステムをどう構築するか ~介護予防・日常生活支援総合事業の現状と課題~」 講師  石川貴美子氏 ( 秦野市福祉部高齢介護課担当課長(兼)課長代理 )   2015年の介護保険制度改正は、介護保険の現場では大きな出来事でした。介護保険の要支援1,2の方が利用するヘルパーとデイサービスは介護予防・日常生活支援総合事業 (以下、「総合事業」)への 移行することとなりました。その他にも「在宅医療・介護連携推進事業」や「生活支援体制整備事業」などの新規事業の立ち上げなど、今も悪戦苦闘の連続です。 これらの取り組みは2025年問題を見越してのものであり、事業を立ち上げただけでは解決できるものではありません。「地域包括ケアシステム」の構築に向けて、自助、互助、共助、公助の仕組みをつくることや、地域ニーズに対応した生活支援サービスや住まいの問題はいかに解決すべきか。 今後は、世代を超えた「地域共生社会」を目指すよう言われておりますが、超高齢社会はさらに進み、担い手不足は深刻な状況です。「今やるべきことは、ちゃんとできているのであろうか … 」このような不安を抱えながらも無我夢中で取り組んできたこと、また、立ち止まり、振り返りながら考えたこと、今後取り組もうと思っていることなど、お話させていただきたいと思います。 ( 石川貴美子 )   1 . 日時 2019年1月27日 ( 日 ) 午後2時から午後4時30分   2 . 場所 三鷹市市民協働センター1階ミーティングルーム ( 三鷹駅南口から徒歩15分程度のところにあります。 ) いつもの三鷹駅前コミュニテーセンターとは異なりますのでお間違いないようにして下さい。