現代都市政策研究会2020年度総会&9月例会の案内
現代都市政策研究会2020年(令和2年)度総会ならびに9月例会開催のご案内
コロナ禍で、4月から現代都市政策研究会の活動を停止していましたが、9月から感染防止に配慮を行いながら活動を再開いたします。つきましては、総会ならびに例会を下記の通り開催いたしますのでご出席下さい。
※なお、会議室利用にあたっての感染防止策(利用条件)については、裏面に記載しました。
※マスクは必ずご持参ください。
■日時 2020年(令和2年)9月27日(日) 午後1時30分~4時30分
■場所 三鷹市駅前コミュニティセンター4階会議室(2)
(1) 2020年(令和2年)度総会 午後1時30分~午後2時
(議題)①2019年(平成31年)度活動報告、2019年(平成31年)度決算報告②2020年(令和2年)度活動計画案、2020年(令和2年)度予算案③2020年(令和2年)度役員選出等
(2) 9月例会 午後2時~午後4時30分
テーマ「都市農業の現状と今後」
講師 浅井葉子氏(元練馬区都市農業課長・現東京都農林水産振興財団チャレンジ農業支援センター長)
都市化が急速に進む中で、都市農地は、防災、景観形成、環境保全、農業体験、学習・福祉の場などの多面的機能が評価されつつも、これまでは、「農地」と「都市化」とは、常にせめぎ合い、複雑な関係を呈していた。23区で農地面積がいちばん多い練馬区においても同じような道を歩んできた。
そんな中で、大きな転換期が現れた。それは、2015年に制定された都市農地推進基本法、それに続く生産緑地法、都市緑地法、都市計画法等の改正である。農地はこれまで宅地や公共施設の予備軍とみなされていたが、「あってあたりまえのもの」「あるべきもの」へとその位置づけが大きく変わったのだ。
しかし、現在は、生産緑地を借りて、農業を継続すること、都市計画法では13番目の用途地域として「田園居住地域」が加わり、用途の指定が可能になった。
人口減少、都市の縮退、そして都市のコンパクト化などが求められる中で、都市と農地が共存できる仕組みをどうつくるのか、都市と農地の辿ってきた道、価値転換を起こしてきた農家の方々の活動等を振り返り、今後どのような関係を築いたら良いのかを考えます。(文責 室地)
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