現代都市政策研究会2020年11月例会案内

 現代都市政策研究会2020年11月例会

テーマ 「現代総有とその実践~土地・マンション放置問題を中心に~」

講師 野口和雄氏(都市プランナー)

かつて、土地や建物はその利用・開発を通じて価値を生み、経済の大きな循環の中に位置づけられ、生産性を生んできた。

しかし、今では、その反対の状況、土地利用の放置(空地や空き家など)が多く見られるようになり、日本全土で、800万戸を超える空き家の発生、九州全土を超える空地が発生しているという。

今後、少子高齢化・人口減少の時代が進み、地域社会での一人一人の「固化」(孤立、孤独、疎外、引きこもり)が更に進むと、これらの状況は、地域のまちづくりに大きな影響を与えることは想像がつく。

このような状況を打開するためには、これまで日本で前提とされていた「絶対的所有権」から「相対的所有権」へ、「現代総有」という概念を示し、地域住民やNPO、企業等がこれらの土地を地域のために有効に活用できる仕組みをつくるべきであるとの趣旨から2018年に現代総有研究所が発足した。

都市研11月例会では、その事務局長をされている野口和雄氏から、現代総有とはどのような概念か、そして土地・マンション放置問題を中心にその実践のお話を伺う。(文責 室地隆彦)

1.日時 2020年(令和2年)11月29日()午後2時分~4時30分

2.場所 三鷹駅前コミュニティーセンター4階会議室()

会場地図





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