現代都市政策研究会2021年6月例会・まち歩き感想
川崎市麻生区まち歩きと沿線まちづくり
S. k.
久しぶりのまち歩きは、とても楽しかったです。
コロナ禍で台風接近という状況のなか、川崎市郊外の空気を吸いながら、たくさんの「気づき」や「学び」がありました。帰宅して振り返りながら、「気づき」や「学び」の中身をぼんやりと整理してみました。
今回のまち歩きに通底するキーワードは、3つあると思います。「多様性」「多機能」「自立型」の3つです。
"ネスティングパーク黒川"の魅力は、利用者や入居者の「多様性」を受けとめるデザイン力やコンセプトが支えており、"ファーマーズ・マーケット セレサモス"の人気や集客力の秘密は、産直に留まらない、親子連れで来たくなる場の「多機能」性にあるように感じました。
まち歩き終了後の杉森俊彦さんによる"小田急電鉄の沿線まちづくり"のお話では、たくさんの「学び」がありました。また、Withコロナ・Afterコロナを見据えた今後の地域のあり方を考える際の多くのヒントをいただきました。事業者や市民が地域でどのような役割を担い、地域の価値をどのように高めていくのか、という問題意識に始まり、具体的な取組事例等の紹介を伺うなかで、連携・協力関係を多様な主体と構築しつつも、地域の文脈に沿った「自立型」の地域経営を目指すことが自治力を高めていくことにつながるかも~と感じました。昔の岩波新書1冊読んだくらいの盛りだくさんの内容でした。
企画と当日の案内をしていただいた岡田さん、杉森さん、ありがとうございました。
議論したいことがまだあるのに、このまま帰宅するのは惜しいといった雰囲気の鈴木さんの表情が印象的でした。それくらい、濃い1日でした。
コロナが落ち着いたら、現代都市政策研究会恒例の懇親会をぜひ復活させましょう!
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