現代都市政策研究会2024年度真鶴合宿感想 その2

 真鶴合宿で印象に残ったこと

K.     M.

今回の合宿では、真鶴町を訪れた。真鶴町職員である卜部さんのご案内のもと、地元の店や公共施設、民家に赴き、地元の方にヒヤリングを行った。

私が最も印象に残っていることは、ヒヤリングを行った人々がお話してくださった、移住者としての立場についてである。コミュニティセンターやまちおこしに携わる方々にお話を聞くと、もとから真鶴町に住む人とは、多少のすれ違いが存在するとのことだった。とくに、移住者による行動に対し、裏で陰口を言われているかもしれないといった発言があった。

一方、移住して書店を経営する方は、そのようなすれ違いはあまり無いと仰っていた。

同じ移住者という立場にあっても、まちへのかかわり方(この場合では、公共性の高さだろうか)によって、住民と移住者との関係性が変わってくるということを知ることができた。

次に印象に残っていることは、住民同士の関係の深さである。卜部さんはもちろん、ほかの方も、道ですれ違う真鶴町の住人と顔見知りであり、すれ違いざまに軽い話をしている場面が多々あった。神奈川県内にこのような住民同士が深い関係になっている地域があることに驚かされた。

最後に、今回の真鶴町訪問では、途中天候の悪化などハプニングも多々あったが、真鶴というまちののどかな雰囲気を思う存分味わうことができたり、各地でおいしいものをたくさん食べることができたりと、学びを得たとともに非常に楽しい旅であった。ありがとうございました。


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