現代都市政策研究会2026年4月例会感想

         これまでの経験から得られた冷静沈着な行政へのまなざし

T.      M.

 山本さんは、都庁に務めて15年。この間、仕事を続けてきて分かったことについてのお話がありました。

私なりに山本さんの話を要約すると、最初のうちは、誰のためにやっているのか、自分の仕事が何の成果に結びついているのか意味が見えない仕事ばかりであった。しかし、後からこれまでやっていた仕事の意味が分かる瞬間に出会う。行政の仕事の意味は、進行中よりも後からその意味や価値が分かる。

そこで、これまで振り返る中で見いだせたものとして、行政の本質(説明責任・記録・合意生成など)は時代が変わっても変わらない。また前例やルールも組織の知恵と安全装置として機能していること。自分たちの仕事は正しさよりも「納得」を積み重ねていく仕事であること。さらに、行政において判断を先送りするようなこと(「出さない判断」)が通用しない時代になっており、判断と説明までが仕事の範疇になっていること。など『自分たちの仕事(=行政の仕事)とは何か』について冷静沈着に分析をされていて、そのエッセンスが詰め込まれたお話でした。

今後、山本さんに期待したいのは、仕事は組織で行うものであり、上司や部下、同僚との関係をどう築き、チームとしてどう仕事を進めていくのか、また誰のために行っている仕事かと言えば都民、市民のためであり、仕事を進めていくうえでどのように都民、市民との関係を創っていくのかなど、次なる振り返りで、是非、また山本さんにお話を伺ってみたい。

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