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現代都市政策研究会2023年6月例会案内

テーマ 「所有者不明土地関連法をめぐって~どうするか人口減少下の土地所有制度~」 講師 野口和雄氏 ( 都市プランナー )   人口減少時代を迎え、空き家問題、所有者不明土地問題など土地・建物の所有権に関わる問題が地域・自治体においても大きな社会問題となっています。空き家問題については、空き家特措法の更なる改正、そして京都市では空き家の発生抑制のために非居住住宅利活用促進税条例を 2023 年 4 月に制定する ( 課税は 2027 年以降別に定める日から ) など新たな動きも起こっています。また、所有者不明土地問題については、昨年、所有者不明土地円滑化法が改正されました。 野口氏からは、 1. 空家特措法から所有者不明土地関連法について、 1) 増加する空家とその所有権をめぐって、 2) 所有者不明土地について、 2. 京都市非居住住宅利活用促進税条例をめぐってと順にお話をして頂いた後、相続制度、家族制度、個別所有権に拘る制度、区分所有マンションの住戸などについて . 問題提起を行って頂き、皆さんと議論を深めたいと思います。 ( 文責 室地隆彦 )   1. 日時  2023 年 ( 令和 5 年 )6 月 25 日 ( 日 ) 午後 2 時から午後 4 時 30 分   2. 場所 三鷹駅前コミュニティーセンター 4階 会議室 (2)  

現代都市政策研究会2023年(令和5年)度総会&5月例会案内

 現代都市政策研究会2023年(令和5年)度総会ならびに5月例会開催のご案内 現代都市政策研究会総会ならびに例会を下記の通り開催いたしますのでご出席下さい。   ■日時  20 2 3年(令和5年)5月28日(日) 午後2時~午後4時4 0 分 ■場所  三鷹駅前コミュニティセンター4階 多目的室   ( 1 ) 2022年 (令和4年)度総会    午後2時~午後2時30分   ( 議題 ) ①2022年(令和4年)度活動報告、決算報告 ②2023年(令和5年)度活動計画案、予算案 ③2023年(令和5年)度役員選出 等 ※当日、総会に欠席された方については、議長に一任して頂いたものとさせて頂きます。   ( 2 ) 5月例会    午後2時 40 分~午後4時 40 分 テーマ 「 コンサルタントからみたまちづくり 」 講師  黒崎晋司会員 ( 黒崎事務所 )    まちづくりに係る仕事に携わって 30 年以上経ちました。まだまだ発展途中の身です。  まちづくりは広くて深い分野だと思います。ぼく自身も、都市計画から始まり、地域の人たちが幸せに暮らせることを考えるうちに、福祉や産業、教育、環境など、自治体の総合計画での各分野にわたる調査・計画策定・事業の立ち上げなどに関わってきました。  策定に携わった計画は、総合計画・都市マスタープラン・地域福祉計画・産業振興プラン・教育基本計画・生涯学習計画・環境基本計画・行財政計画などです。母子保健計画をお手伝いしたこともあります(笑)  仕事を始めた 1980 年代と比べて、 2020 年代はテーマや手法も大きく異なってきました。ワークショップなど住民参加のあり方も変わりつつあると感じています。  今回は、そんなぼく自身の経験から、まちづくりに関する計画・事業・参加の実態について、ある意味で裏側からみえた「風景」を小さな声で語りたいと思います。また、みなさんとの対話をつうじて、コンサルタントに期待される役割や限界についても一緒に考えたいと思います。  なお、コンサルタントや業界を代表した意見や考えではなく、あくまでも極私的なお話であることをあらかじめご了承ください。ご参加お待ちしております。  ( 文責 黒崎晋司 ...

現代都市政策研究会2023年(令和5年)4月まち歩きの感想

             新たな支え手と共に保全・活用の継続を T.        M.   見沼田んぼは、ずいぶん前から知ってはいたもののなかなか訪れる機会がなく、今回、都市研のまち歩きで尋ねたのが初めてでした。 訪れてびっくりしたのは、「田んぼ」と言いつつ一面が畑に覆われていたことでした。木村さんが作成した資料に、「 1970 年から米の生産調整により、水田から畑地への転換が進む」と記載されていて納得。しかし、思い描いていた田んぼの風景は、今はほんの一部にしか残っておらず、少しがっかりしました。 田園風景と新都心が眺められるポイントに立つと、手前に田んぼ、その奥にはさいたま副都心の高層ビルが眺められ、「都心の近くにこんな場所があるのか」と改めて驚きを隠せませんでした。 今後、この地を大規模緑地空間として、引き続き保全・活用を行っていくには、どうしたら良いだろうか。営農環境も大きく変化し、田んぼから畑へ、また、まち歩きをしている中では、畑に植木が植えられている場所も多いなと感じました。農業の後継者不足から、耕作放棄地も増えているとのことです。見沼田んぼの保全・活用には、農業者だけではすでに限界が来ていて、新たな支え手と共に保全・活用を図っていくことが必要だと改めて感じました。 幸いに、今回のまち歩きでは、「ミドリシジミ ( 埼玉県の蝶 ) 」を呼び戻す活動や 「ヤブカンゾウ」 ( 埼玉県絶滅危惧種 ) の 保護活動 など 、見沼田んぼをフィールドとした市民活動が行われていることが確認できました。将来に向けて、これらの新たな支え手ともに見沼田んぼの保全・活用に取り組んで頂くことを期待しています。 当日は、時より小雨の降る中、多くの若い人たちにまち歩きに参加して頂きました。また、案内人の木村さんには、事前の実踏、そして入念な説明資料を作成して頂き、とても充実したまち歩きになりました。木村さん、ありがとうございました。

現代都市政策研究会2023年(令和5年)4月例会・まち歩き案内

        まち歩き「見沼田んぼとさいたま新都心を歩く」          案内人 木村 公亮会員(さいたま市役所職員)    都心から 20 ~ 30 kmほどの場所に「見沼田んぼ」と呼ばれる緑地空間があります。現在の土地利用は畑地が中心ですが、緑地が残っていることで、野鳥などの多くの動植物の棲み処となっています。  一方でさいたま新都心エリアは 1990 年代以降に開発され、 2000 年に「さいたま新都心」としてまちびらきされた比較的新しいエリアです。今回はそんな都市と緑地が共存するさいたま市を歩きます。 ( 文責 木村公亮 )   1 日時 2023年4月30日(日) 13:30~16:00 ( 小雨決行 )   2 集合場所と時間  JR 北浦和駅 改札口を出たところ 13:30   3 主な行程 13:44  北浦和駅 バス停よりバスに乗車          ↓ 東武バス 岩 02 (宮下行)    13:50  山崎(バス停)を降車 ↓ 約1 . 2km 徒歩 20 分弱    14:10  さいたま新都心のビルを望める場所       (周辺をのんびり歩きます。)※車に注意 ↓ 約1 .5 km 徒歩 20 ~ 30 分程    14:45  見沼代用水西縁          ↓ 約 1 km 徒歩 15 分程 15:00  浦和西高校の斜面林          ↓  100 m 徒歩 2 分弱 15:10  浦和西高校          ↓  140 m 徒歩2分           15:21  西高前(バス停)        ↓ 東武バス・新都 22 (さいたま新都心駅東口行) 15:36  さいたま新都心駅東口        ↓ 15:40  けやき広場・さいたまスーパーアリーナ        ↓ 15:50  新都心合同庁舎エリア         ↓ 16:00  さいたま新都心駅 解散

現代都市政策研究会2023年(令和5年)2月例会感想

     テーマ「自治体職員が見た欧州コンパクトシティの挑戦」 に参加して T.         I.  「欧州コンパクトシティ」が日本で知られるようになって約四半世紀。私も 1998 年にストラスブールとフライブルクを訪れましたが、一條さんのレクチャーからは、両都市がその後も取り組みを進め、都市の魅力、活力、求心力が高まり、市民がその恩恵を享受し生活の質が高まっていることが見て取れました。翻ってわが国では、都市計画制度やその原則、公共交通の位置づけの違い 等々から、一部自治体の試みも十分な成果を生むに至っていない…、という現状。まさに“失われた 20 年”の一例を見た思いでした。 なぜ我々は変われない、変えられないのか? 一條さんが指摘された理由は全くその通りで、しかもそれらは非常に変えにくい、変わりにくいものばかりです。そして、中心市街地の疲弊、公共交通の維持困難、空家空地の増大、公共施設の老朽化と維持管理費のひっ迫…、 20 年前の「将来の問題」が一斉に噴き出して、後手後手にその対応に追われ始めています。できない理由を語り続ける余裕は、もう無さそうです。  人口減少社会における持続可能な都市像として、「コンパクトシティ」は間違いなく有効な解であると思います。しかしそれを進めるには、既存の制度や背景の考え方や意識など、私たちの社会の「当たり前」を大きく変える必要がありそうです。つまり、多くの市民の理解、納得、共感なしには、道は開けない、ということですね。 多くの市民にとって「コンパクトシティ」は、クルマや郊外ショッピングセンターを手放して、今とはかなり違う生活スタイルへ移行することを意味します。それが我慢と忍耐を強いられるものか、それとも新しい楽しさ快適さに満ちているのか?。私たち専門家や行政関係者が思うほど、まだ市民の支持、共感は高くはないのではと危惧します。私たちは市民に対して、「コンパクトシティ」のワクワクする生活像を提示し、対話を重ねていくことで、「当たり前」を変える社会のチカラを育むことも求められているように思います。

現代都市政策研究会2023年2月例会案内

  テーマ 「自治体職員が見た欧州コンパクトシティの挑戦」 講師 一條義治氏 ( 三鷹市市民部長 ) 講師の一條氏は、 1980 年代から LRT( 次世代型路面電車 ) を中心とした交通政策と都市計画により、移動距離の短いコンパクトなまちづくりに取り組み、まちの再生と活性化に成功しているフランスとドイツの都市を 2017 年の暮れから 2018 年に自ら訪れ、その成果と実感を得られている。 日本においても少子高齢化による人口減少と都市縮小が同時進行している状況を踏まえ、都市研でも視察した富山市 (2014 年 11 月に実施 ) など先進都市では、コンパクトシティへ取組みが行われ、国においても立地適正化計画の策定を通じた支援などがおこなわれている。しかしその成果は十分に上がっているとは言い難い状況にある。 2 月例会では、欧州における取組みの紹介ととともに、どこが日本と違うのか、今後、日本のコンパクトシティの取組みはどうあったらよいのかなどを考えたいと思います。 ( 文責 室地隆彦 ) ( 参考文献 ) ■「自治体行政マンが見た欧州コンパクトシティの挑戦」一條義治著  2019 年 6 月  ( 株 ) 第一法規 ■「人口減少に対応した立地適正化計画の策定と展開に関する考察」都市問題 2022 年 5 月号 公益社団法人 後藤・安田記念東京都市研究所 1. 日時  2023 年 ( 令和 5 年 )2 月 26 日 ( 日 ) 午後 2 時から午後 4 時 30 分   2. 場所 三鷹駅前コミュニティーセンター 4階 多目的室

現代都市政策研究会2023年1月例会感想

               認識が改まった理学療法士という仕事 A.    I.   理学療法士のお仕事というと、病院のリハビリ程度の認識しかなかった私ですが、中村さんのお話を伺ってかなり認識を改めたというのが実感です。実は 10 年ほど前に妻が人工股関節の手術を受け、 1 月ほど入院しましたが、手術の日を除けば、退院まで毎日理学療法士のお世話をいただて杖があれば普通に歩けるようになりました。医師だけでは日常生活を遅れるようにはなりません。 今回のお話で PT の仕事は、進行性の病気も含め、介護がなければ生活が困難な方まで少しでもクオリティ・オブ・ライフを上げるための取り組みをしていることを知りました。中村さんは、「治療的な視点だけでは仕事にならない。」と、本人と家族の求めるものを知り、看護士、介護士、ケアマネ、ソーシャルワーカーといった専門職との連携の大切さを指摘されました。誠にその通りです。 話の中で、本人の求めるものの中には仕事というのもあり、ここまで対応を考えるのは本当に大変だなあと感じました。と言うのは、たまたま昨年、地元の精神障害者の社会復帰をサポートする福祉法人の社会福祉士から、私の会社(大沢ガーデンという造園会社を営んでいます。)に 30 代の通所者をアルバイトとして雇ってもらえないかとの依頼を受けたのです。アルバイトですから、草取りや枝ゴミの片づけなどが主な作業です。本人は少し重い発達障害があり、コミュニケーションを取るのが苦手です。 B 型で 10 年以上通っていますが、外で働いて相場のアルバイト料を稼ぎたいと、職員に連れられ、思い切って私のところに来ました。いきなり現場というわけには行きませんので、しばらく私と一緒に草取りの練習をしませんかと提案したところ、同意してくれました。会社の前には都道の緑地となっている 300 坪ほどの芝地があります。毎朝そこの草取りをするのが私の日課になっていますが、 1,2 週間に 1 回、 2 時間ほど一緒に草取りをすることになりました。(実費として 2000 円お支払いすることもきめました。)目標は、アルバイトとして稼げるスピードとクオリティです。彼とは 5 ヶ月間、草取りをしましたが、結局本人から辞退の申し出がありました。 地元の知的障害の福祉法人の...